化学物質過敏症発症 経過2

化学物質過敏症

こんにちは。

 前回は、娘の化学物質過敏症の発症から日野厚生クリニックでの診察までをまとめました。
今回は、その後の検査結果と、私たち家族の生活の変化について書きたいと思います。

7.日野厚生クリニックからの検査結果の連絡
 診察から2週間後、日野厚生クリニックの先生から電話で検査結果の連絡がありました。
内容は、「血液検査で副腎疲労甲状腺機能低下症の数値が気になるので、もう一度来院してください」とのこと。
3日後に再度予約を取り、クリニックで再度血液検査。


診察では、前回の血液検査で副腎疲労と甲状腺機能低下症の数値がでていて、甲状腺機能低下症の数値では先天性の「橋本病」の可能性があるとのことでした。
今回、先生の問診で、副腎疲労は今までずっと別の病院で処方されていたステロイドの吸入薬が影響していると思われるので、それほど気にしなくて大丈夫と言われました。
甲状腺機能低下症は、一度の血液検査では「橋本病」かどうかは判断できないとのことで、今日改めて血液検査をした結果の数値で、
数値が下がっていれば、一時的なもので「橋本病」ではないのでまずは結果を見てみましょうと言われました。
「副腎疲労」「甲状腺機能低下症」「橋本病」どれも初めて聞く言葉で戸惑いました。

そして、先生からは「橋本病」であっても治療で改善しますので今はあまり心配しなくて大丈夫です。」と優しく言われ、ほっと一安心。
これまで闇雲に試行錯誤してきた日々が、少しずつ前進しているように感じました。

POINT 甲状腺機能低下症とは

甲状腺ホルモンが不足している状態のことです。先天性の病気や腫瘍、炎症などさまざまな原因があります。甲状腺機能低下症になると皮膚の乾燥や活気がなくなる、疲れやすくなる、寒がる、などの症状が出現します。血液検査や甲状腺超音波検査によって甲状腺ホルモンの量や腫瘍の有無が調べられます。一時的で症状が軽い人では治療の必要はありませんが、症状が強い人は甲状腺ホルモンを補うために飲み薬を使用します。甲状腺機能低下症に思い当たる節がある人は内分泌内科を受診してください。

https://medley.life/diseases/54ee8e5dd05b85140190f7a5/

副腎疲労は、慢性的なストレスによって副腎の機能が低下し、コルチゾールの分泌が減少する状態を指します。主な症状には、疲労感、眠れない、気分の落ち込み、イライラなどがあり、これらはしばしばうつ病と誤診されることがあります。副腎疲労の原因には、過剰なストレス、睡眠不足、栄養不足が含まれます。治療法としては、ストレス管理や栄養改善が推奨されます。

8.2度目の検査結果
 2週間後、電話で再度検査結果の連絡を頂きました。
結果は・・・甲状腺の数字は下がっており、橋本病ではないとのこと!
ほんっっとうに安心しました。
今度は、11月に経過観察のため予約を取り、とりあえず規則正しい生活と栄養のバランスを意識して過ごすことになりました。

10.これからの生活
 少しずつですが、1月末にアレルギー発症してから、専門病院の受診、検査を経て、色々なことがわかってきました。
化学物質過敏症には、症状を改善する特効薬はありません💊
しかし、生活環境や習慣を工夫することで、症状を最小限に抑えることは可能です🏡
私たちの生活は、至る所に化学物質が使われています。
完全に避けることは難しいですが、匂いの強いものや、ダニ、ホコリ、カビを出来るだけ避けることで、症状の悪化を防ぐことができます。
おかげで、家の中をよりクリーン✨に保つようになりました!🏠✨

化学物質過敏症は、本人にしか分からない症状が多く、理解してもらえないこともあります。
それでも、娘にできること、家族にできることを考えながら、少しずつ体内から化学物質を減らし、健康に生活できるようにしています。
バナナがいいと聞けばバナナを食べ🍌ヨガがいいと聞けばヨガを行う🧘🏻‍♀️
こうして情報をすぐ手に入れられる環境に感謝です(●’◡’●)
今では、以前よりアレルギーの反応が出にくい生活が少しずつできるようになってきました。
これからも、娘が安心して過ごせる場所を確保しながら、家族みんなで生活を工夫していきたいと思います。

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